体に良いとされているマイナーな栄養素について

ここではカルシウムやビタミンCなどと比べるとあまり知られていないような栄養素について、それぞれの効果とそれを含む食品を簡単にまとめています。ご興味のある方は下記「続きを読む」よりどうぞ。尚、この記事で解説する栄養素は以下の通りです。

●コンドロイチンとグルコサミン
●グルタミンとクエン酸
●クレアチン
●プラセンタ
●カプサイシン
●コラーゲンパウダー
●CPP(カゼインホスホペプチド)
●CBP(カルシウム結合タンパク質)
●MBP(乳塩基性タンパク質)


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★コンドロイチンとグルコサミンについて

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よく聞くヒアルロン酸やコンドロイチン硫酸は「グリコサミノグリカン(結合組織に存在する糖蛋白質の一種プロテオグリカンの多糖類部分の事)」の一種で、アミノ糖(ガラクトサミンやグルコサミン等)、ウロン酸(グルクロン酸やイズロン酸等)またはガラクトースが結合した形になっており、特にコンドロイチン硫酸では「○○硫酸」という名の通り硫黄が結合しています。つまりグルコサミンはコンドロイチン硫酸を構成する要素の一つです。

コンドロイチン硫酸及びグルコサミンなどは細胞同士を繋ぐ結合組織に多く存在しており、組織の強度、水分量、柔軟性、弾力性などを維持する役割があります。特に結合組織の中では「軟骨」に必要不可欠な構造の一つとされており、関節内から栄養を軟骨へ取り込んだり、あるいは軟骨から古くなった栄養分を排出して、軟骨及び関節内の成分バランスを調節する役割があると言われています。

尚、関節は滑膜という膜に覆われており、その滑膜から滑液という液体が分泌され、それを軟骨が受け取ったり排出したりする事で栄養を補給しています。つまり軟骨には直接血液を通して栄養を送る事ができないので、新陳代謝が非常に遅くなっており、これが「軟骨は自然には再生されない」と言われる所以になっています。一方、そのように滑膜へは血液を通して栄養を送る事ができるので、軟骨の栄養状態を改善する事は可能だと思われます。例えば毛細血管の数を増やしたり、摂取する栄養を変えたり、酵素の働きを高めたり、抗酸化を機能を高めたり、血流を促すような運動を行うなどです。それを若い頃から積み重ねる事で軟骨の劣化をある程度抑える事ができます。


グルタミンとクエン酸について

●グルタミン

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グルタミンは筋肉内に多く存在するアミノ酸の一種(脳に作用するグルタミン酸とは違うので注意)です。実は運動中からも筋肉の合成や分解は行われており、筋肉に大きなストレスが加わると、細胞の酸化を防ぐためにグルタミンが大量に消費されます。この事からグルタミンの摂取によって、筋肉の分解を最小限に抑える事ができると言われています。

このグルタミンは必須アミノ酸ではないので、必須アミノ酸をバランス良く摂っていれば、その必須アミノ酸から体内で合成する事ができます。必須アミノ酸は動物性の食品に含まれており、それを食べる事で補給する事ができるでしょう。ただし激しい運動習慣がある場合、そのように運動中からグルタミンが消費され、また消費されると合成には時間がかかるため、筋肉の修復に間に合わない事があります。よって激しい運動を行う習慣がある人では普段から補充したり、運動後に摂取する必要があります。


●クエン酸

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筋肉を動かす際には筋肉内にあるグリコーゲンを使います。このグリコーゲンは糖の一種であり、激しい運動によってグリコーゲンが消費されるとエネルギーが切れ、筋肉を効率良く動かす事ができなくなります。クエン酸はその筋肉内にあるグリコーゲンを素早く回復させる作用があるとされ、早期のエネルギー回復に効果があると言われています。糖・クエン酸・ビタミンB1(豚肉・ウナギ・レバー・ナッツ類等)・アリシン(ニンニク・玉ねぎ)を一緒に摂取するとより効果的でしょう。ただし過剰摂取では中性脂肪の合成が促されるため、摂取量には注意しなければなりません。

食品では、クエン酸は柑橘系果物の特に「皮の部分」に多く含まれています。ミカンを食する際に身だけ食べる人もいると思いますが、薄皮や内側の白い部分の方にクエン酸は多く存在しており、丸ごと食べる事をオススメします。


★クレアチンについて

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クレアチンは有機酸の一種であり、体内で「クレアチンリン酸」の生成を促します。このクレアチンリン酸は無酸素運動を行う際のエネルギーの合成に使われているため、このクレアチンを摂る事でトレーニングの効果を高める事ができます。尚、クレアチンは水分と結びつく性質があるため、細胞外の水分量が減ってしまう事があります。ミネラルと水分を多めに摂取しましょう。

尚、これもアミノ酸を利用して体内で合成(アルギニンやグリシンというアミノ酸から)する事ができるため、動物性の食品を食べていれば基本的に不足する事はありません。よって基本的には激しい運動を行う人が利用するサプリメントになります。


★プラセンタについて

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プラセンタは直訳すると「胎盤」という意味があります。もちろん胎盤とは人間ではなく動物の胎盤の事で、それから抽出したエキスには必須アミノ酸やミネラルが豊富に含まれていると言われています。ただし必須アミノ酸自体は肉類、魚類、卵、乳製品、大豆製品などから摂る事ができるため、バランスの良い食習慣をしていれば不足する事はありません。むしろ色んな食べ物を食べた方が必須アミノ酸以外の栄養素も摂る事ができるため、わざわざプラセンタに頼る必要はありません。プラセンタは「美容に効果がある」「女性ホルモンが云々」としてよく話題になりますが、過度な期待は禁物です。


★カプサイシンについて

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ディアナチュラL-カルニチン

唐辛子に含まれるカプサイシンは脂肪の燃焼を補助する(燃やすやすくはするが何もしなければ燃えない)働きがあり、このサプリメントでは脂肪の代謝に関わるカルニチンも一緒に摂る事ができます。尚、これと大豆製品に含まれる大豆イソラフラボンを一緒に摂る事で、成長ホルモンの分泌を促す事ができると言われています。もっとも成長ホルモンの分泌量を更に増やすには「亜鉛」「アルギニン」、また発汗するためにはミネラル及び水分が必要です。結局「規則正しい生活」に勝るものはありません。


★コラーゲンパウダー

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ネオセル コラーゲンパウダー

コラーゲンはアミノ酸に分解されてしまいますが、吸収の際にコラーゲンを合成するための酵素を活性化させる作用があるため、摂取する事は無意味ではありません。またコラーゲンはグリシンやプロリンといったアミノ酸が豊富に含まれているので、コラーゲンの材料を補給するという意味でも摂取した方が良いでしょう。

ちなみにパイナップルジュース(その他パパイヤやイジチクでも可)には蛋白質の分子を細かくする酵素が含まれており、コラーゲンパウダー等をそれに溶かして少し時間を置くと、コラーゲンの分子がバラバラ(ペプチド化?)になってその吸収率が高める事ができるそうです。それとコラーゲンの合成に関わるビタミンCを一緒に摂取すると良いでしょう。


●CPP(カゼインホスホペプチド)

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CPP(カゼインホスホペプチド)は乳製品に含まれるタンパク質のカゼインから抽出されます。骨の主成分であるカルシウムは同じく骨に使われるリンと非常に結びつきやすく、リン(加工食品及び食品添加物に多く含まれる)を摂り過ぎた時に結合し、カルシウムの吸収を阻害する事があります。CPPはその結びつきを弱め、カルシウムの吸収を促す効果があると言われています。尚、乳製品には僅かにしか含まれておらず、基本的にはサプリメント利用になります。またCPPは歯にも良いためガムにも含まれていますが、その量は非常に微量です。


●CBP(カルシウム結合タンパク質)

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CBP(カルシウム結合タンパク質)は体内でカルシウムイオンと結合する働きを持つタンパク質の事です。この働きによって口から摂ったカルシウムは骨や神経伝達などに使われており、これを補給すればその過程がスムーズに行われる可能性があります。尚、商品の画像が壊れている事がありますが、問題なくクリックできます。


●MBP(乳塩基性タンパク質)

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Source Naturals MBP(乳塩基性タンパク質) ボーンレニュー 60粒

MBPは蛋白質の一種で、乳製品に含まれる蛋白質の内、極僅かにしか含まれていないとされています。しかし「骨芽細胞の働きを活性化し、破骨細胞の働きを調節する」という効果があり、それによって骨の形成を促すと言われています。


参考記事一覧

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