体に良いとされているマイナーな栄養素について

ここではカルシウムやビタミンCなどと比べるとよく知られていない栄養素について、それぞれの効果とそれを含む食品を簡単にまとめています。ご興味のある方は下記「続きを読む」よりどうぞ。尚、この記事で解説する栄養素は以下の通りです。

●コンドロイチンとグルコサミン
●グルタミンとクエン酸
●クレアチン
●プラセンタ
●カプサイシン
●コラーゲンパウダー
●CPP(カゼインホスホペプチド)
●CBP(カルシウム結合タンパク質)
●MBP(乳塩基性タンパク質)


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★コンドロイチンとグルコサミンについて

カークランド エキストラストレングス グルコサミン&コンドロイチン

コンドロイチンはカルシウムの代謝に深く関わる栄養素で、特に関節内部にある軟部組織を保護する働きがあります。高齢の方や過去に関節内部を怪我した方に有効とされており、現在では様々な種類のサプリメントが販売されています。身長を伸ばすという点においては成長期の骨にある骨端線が軟骨組織であり、もしかしたら身長の伸びにも影響を与えるかもしれません。特に女性では女性ホルモンが骨におけるカルシウムの含有率に関係しており、それを補給し続ける事は将来的に骨粗鬆症の予防に繋がります。

一方、グルコサミンもコンドロイチンと同じように関節内にある軟骨を構成する成分の一つですが、こちらは関節内部にある軟骨細胞の新陳代謝を促す働きがあります。身長を伸ばすという点においては骨端線は軟骨細胞の集まりですので、やはりこのグルコサミンも身長の伸びに影響を与える・・・かもしれません。何故「かもしれません」という書き方をしているのかというと、口から摂る事で実際に効果があるか分からないからです。しかしながら実際に軟骨には使われている成分なので、効果がある可能性があるのであれば利用するのも手ではあります。だからこそ紹介しているのです。

この内、コンドロイチンは納豆やオクラなど主にネバネバした食品に、グルコサミンは主に甲殻類に含まれています。しかしそれらの食品を利用して「理論上体に効果が出るほどの量」を摂るためには、毎日相当量食べなければならずとても現実的ではありません。基本的に摂る場合にはサプリメントを利用する事になります。ただしサプリメントでもアレルギー症状が出る事があるので注意が必要です。


グルタミンとクエン酸について

●グルタミン

BCAA+G1000 レモネード味 1kg

グルタミンは筋肉内に多く存在するアミノ酸の一種(脳に作用するグルタミン酸とは違うので注意)です。筋肉を動かす事でストレスが加わるとグルタミンが減少し、筋肉が分解されてしまいます。ですのでグルタミンがあれば運動中からも筋肉の修復を行う事ができ、それによって激しい運動による筋肉の分解を最小限に抑える事ができます。そのため激しい運動をする習慣のある人では、余分に体のアミノ酸を使わない(身長を伸ばすための栄養を筋肉に取られすぎないようにする)という意味でも必要となる場合があります。

尚、グルタミンは必須アミノ酸ではないので、必須アミノ酸をバランス良く摂っていれば、その必須アミノ酸から体内で合成する事ができます。必須アミノ酸は動物性の食品に含まれており、それを食べる事で補給する事ができるでしょう。ただし激しい運動習慣がある場合、合成されるまでのラグから吸収が間に合わない事があります。よって激しい運動を行う運動前中後においてはサプリメントで利用する事になります。


●クエン酸

無水クエン酸 1kg

筋肉を動かす際には筋肉内にあるグリコーゲンという物質を使います。このグリコーゲンはいわゆる「糖」の一種であり、激しい運動によってグリコーゲンが消費されるとエネルギーが切れ、筋肉を効率良く動かす事ができなくなります。クエン酸はその筋肉内にあるグリコーゲンを素早く回復させる役割があり、早期のエネルギー回復に効果があります。よって「疲労回復」には糖とクエン酸を一緒に摂ると良いでしょう。また有酸素運動中に意図せず消費された糖を回復させる(有酸素運動では糖は消費されないが、強度を上げていくと糖が消費されて乳酸が作られてしまうため、それによる疲労感から有酸素運動を行う時間が短くなってしまう)事ができ、有酸素運動の効率を上げる事もできます。

尚、クエン酸は柑橘系果物の特に「皮の部分」に多く含まれています。ミカンを食する際に身だけ食べる人もいると思いますが、薄皮や内側の白い部分の方にクエン酸は多く存在しており、丸ごと食べる事をオススメします。ちなみにこのクエン酸と糖の代謝に関わるビタミンB1(豚肉やウナギに多く含まれる)を摂る事で更にその疲労回復の効果を高める事ができます。参考記事→ビタミンB群について


★クレアチンについて

バルクスポーツ クレアチン 500g

クレアチンは有機酸の一種(炭素を含む有機化合物の中で酸性を示す)であり、体内で「クレアチンリン酸」の生成を促します。このクレアチンリン酸は筋トレ(無酸素運動)を行う際のエネルギーの合成に使われているため、このクレアチンを摂る事で筋力トレーニングの効果を高める事ができます。ただしクレアチンは水分と結びつきやすいため体重が増加しやすくなります。それに伴って筋肉も大きくなるため筋力も上がりやすくなりますが、摂り過ぎには十分注意しましょう。

尚、これもグルタミンと同じようにアミノ酸を利用して体内で合成(アルギニンやグリシンというアミノ酸から)する事ができるため、動物性の食品を食べていれば基本的に不足する事はありません。よって激しい運動を行う人が利用するサプリメントになります。


★プラセンタについて

プラセンタは直訳すると「胎盤」という意味があります。もちろん胎盤とは人間ではなく動物の胎盤の事であり、それから抽出したエキスには必須アミノ酸やミネラルが豊富に含まれていると言われています。よってそれを含んだサプリメントを利用すれば不足しがちな必須アミノ酸を補う事ができ、身長を伸ばすための材料にする事ができるでしょう。

ただし必須アミノ酸自体は肉類、魚類、卵、乳製品、大豆製品などから摂る事ができるため、バランスの良い食習慣をしていれば不足する事はありません。むしろそちらを食べた方が必須アミノ酸以外の栄養素も摂る事ができるため、それをわざわざプラセンタに頼る必要はありません。プラセンタは「美容に効果がある」「女性ホルモンが云々」としてよく話題になりますが、過度な期待は禁物です。


★カプサイシンについて

ディアナチュラL-カルニチン

唐辛子に含まれるカプサイシンは脂肪の燃焼を補助する(燃やすやすくはするが何もしなければ燃えない)働きがあり、このサプリメントでは脂肪の代謝に関わるカルニチンも摂る事ができます。そして、これと大豆製品に含まれる大豆イソラフラボンを一緒に摂る事で成長ホルモンの分泌量が増えると言われています。尚、成長ホルモンの分泌量を更に増やすには「亜鉛」「アルギニン」、発汗するためミネラル及び水分が必要です。結局「規則正しい生活」に勝るものはありません。


★コラーゲンパウダー

コラーゲンはそのままではアミノ酸に分解されてしまいますが、パイナップルジュース(その他パパイヤやイジチクでも可)にコラーゲンパウダー等を溶かして少し時間を置くと、コラーゲンの分子がバラバラ(ペプチド化?)になり、その吸収率が高まる可能性があります。尚、「アルギニン」「BCAA」「グルタミン」「HMB(必須アミノ酸のロイシンの代謝物で筋肉の合成に関与する)」「ビタミンC(柿の葉茶に含まれるプロビタミンCやサプリメントにある脂溶性ビタミンC等が良い)」を別に補給する事で、更にコラーゲン合成が促進される可能性があります。それらについては「オススメのプロテイン&サプリメント」を御覧下さい。


●CPP(カゼインホスホペプチド)

カルシウム/マグ 徳用90日分【栄養機能食品(カルシウム・マグネシウム)

CPP(カゼインホスホペプチド)は乳製品に含まれるタンパク質のカゼインから抽出されます。骨の主成分であるカルシウムは同じく骨に使われるリンと非常に結びつきやすく、リン(加工食品及び食品添加物に多く含まれる)を摂り過ぎた時に結合し、カルシウムの吸収を阻害する事があります。CPPはその結びつきを弱め、カルシウムの吸収を促す効果があると言われています。

尚、乳製品には僅かにしか含まれておらず、基本的にはサプリメント利用になります。ただしサプリメントでもCPP単体ではなく、カルシウムやマグネシウム等他の栄養素を補給する事が目的のサプリメントに稀に含有されています。ですのでカルシウムの摂り過ぎ(カルシウムを摂れば他の必要量が増える)には注意しましょう。ちなみに歯にも良いためガムにも含まれていますがその量は非常に微量です。


●CBP(カルシウム結合タンパク質)

コツプレミアムCBP 30日分

CBP(カルシウム結合タンパク質)は体内でカルシウムイオンと結合する働きを持つタンパク質の事です。この働きによって口から摂ったカルシウムは骨や神経伝達などに使われており、これを補給すればその過程がスムーズに行われる可能性があります。


●MBP(乳塩基性タンパク質)

Source Naturals MBP(乳塩基性タンパク質) ボーンレニュー 60粒

MBPは乳製品に含まれるタンパク質の内、極僅かにしか含まれていません。しかし「骨芽細胞の働きを活性化し、破骨細胞の働きを調節する」という効果があり、それによって骨の形成を促すと言われています。


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