タバコとお酒それぞれの作用について考える

ここでは「タバコとお酒」について私なりに考えた事を書いてみます。ご興味のある方は下記「続きを読む」よりどうぞ。尚、無論ですが、未成年者がタバコを吸ったりお酒を飲む事は法律で禁じられています。「バレなければ良い」と考える人もいるかもしれません。しかしそういう考えを持っている人は、例えば親や先生など大人が見ている前では必死に努力している姿を見せますが、逆に誰も見ていない所では平気でサボると思います。これは勉強やスポーツの上達と同じです。教えられたその場だけ努力するのでは何も身につきません。その意味でも未成年者の喫煙や飲酒は絶対に止めましょう。


ビール.jpgタバコ.jpg

★当記事の目次

ここでは当記事内の章をリスト化しています。クリックする事で直接その場所へ飛ぶ事ができます。また戻りたい場合には各章の一番下にある「当記事の目次まで戻る」をクリックする事で再びこの場所に戻ってくる事ができます。


タバコは体に悪い?含まれている成分とその効果

ニコチンとは?

タバコには「ニコチン」という成分が含まれています。ニコチンは神経系に対して有害とされており、強い依存性がある事でよく知られています。特にその依存性の強さはアルコールとは比較にならず、一説には「覚醒剤にも匹敵する」とも言われるほど強力なものです。これこそ「禁煙するのが難しい」と言われる大きな原因です。尚、ニコチンによってもたらされる依存性の強さは個人差も大きいのですが、吸う量はもちろんの事、喫煙期間が長いほど蓄積による影響が大きくなります。また未成年者ではその影響を強く受けます。

またニコチンには胃酸を過剰に分泌させる作用があると言われています。通常、胃の壁は粘膜、及びそれを覆う粘液によって保護されており、胃酸が分泌されても胃の壁までダメージが及ぶ事はありません。また例えダメージが及んだとしてもすぐに修復でき、そのダメージが残る事もありません。しかし胃液には非常に強力な酸である「塩酸」が含まれているので、その分泌が過剰になると、簡単に粘液及び粘膜を貫通し、胃の壁を傷つけてしまいます。修復スピードを上回るスピードで損傷されれば、当然胃潰瘍など胃の疾患のリスクが増えます。更にニコチンには血管を収縮させる作用があり、それによって血圧が上がるので、血管への負担も増えます。これによっては血管系の疾患のリスクが増えます。程度によっては心臓への負担も増え、心臓に関する疾患のリスクも高まります。

この他、ニコチンにはビタミンCを破壊する作用もあると言われています。ビタミンCには強い抗酸化作用があり、細胞の正常な活動を阻害する酸化を抑制します。またビタミンCはコラーゲンの合成に関わっており、その構造を維持するためにも必要です。このためニコチンの摂取によっては、皮膚の老化、骨粗鬆症、薄毛、血管の老化、視力低下などのリスクも増えます。


タールとは?

タバコには「タール」という成分も含まれています。特にタールには「発癌性」があるとされており、悪性腫瘍すなわちガンの原因になると言われています。もちろんガンまで行かなくても、細胞内のDNAが損傷され、正常な細胞の合成が阻害されてしまいます。またこのタールは「粘り気が強い」という特徴があり、仮に禁煙できたとしても、体から中々抜けないという事が言われています。これにより喫煙期間が長くなるほど、その蓄積による影響は大きくなります。


一酸化炭素とは?

タバコの煙には「一酸化炭素」という成分も含まれています。名前が「二酸化炭素」と似ているため、一見無害のように思えますが、これが肺の中に入ると、酸素の吸収を阻害すると言われています。これは一酸化炭素が、通常の酸素よりも強くヘモグロビンと結合する性質があるためで、これによって酸素の取り込みが阻害され、心肺機能が大きく低下する事になります。また単純に酸素の吸収量が減るので、脳に酸素が行き渡らず、知能や筋力が低下したり、あるいは筋肉や臓器などへの酸素の供給が上手くできず、それらの機能が低下するという事も考えられます。

尚、そのように一酸化炭素は血流を悪化させるので、心臓より遠い場所ほど新陳代謝が悪くなります。例えば足の指先に出血を伴うような怪我をした場合、ヘビースモーカーの人ではその怪我がなかなか治らないという事が起こります。また血流の悪化によっては浮腫、冷え性、痛風、糖尿病などの諸症状も悪化させると言われています。


タバコの規制は世界的な流れ

私の小学生や中学生時代を思い返してみると、「学校の先生が職員室でタバコを吸う」というのは、まだ当たり前の光景だったように思います。子どものいる前ではさすがに控える先生もいましたが、先生の衣服や体、息、自動車の椅子などにはタバコの匂いが染み付いており、一見、吸っているようには見えない先生もそういう感じでしたから、「教師=タバコ」という強いイメージがありました。しかし現在、子どものいる学校では実に9割以上で敷地内での禁煙が義務付けられており、先生が喫煙する光景を子どもが見る事は減っています。まぁ当時は敷地外では規制されていなかったので、先生が学校の近くでタバコを吸って問題になる事がありましたけどね(現在は歩きタバコどころか路上喫煙も規制されているので、それすら見る事はできない)

正確な時期は分かりませんが、数十年ほど前から、喫煙者が吸う煙(主流煙)よりも、燃えている煙(副流煙)に含まれる有害物質の方が多く、それによる健康上の悪影響が認知されるようになりました。これは日本のみならず世界的にも広く認知されており、実際、世界の国々では「室内での完全な禁煙」が推し進められています。むしろそれが世界基準になりつつあり、現在の日本もそれに合わせる形になっています。当の日本では一時期「分煙」という方法で、喫煙者と非喫煙者の場所を分けてきましたが、最近はその分煙も徐々に減り、やはり最近では「室内での完全禁煙」が推し進められています。飲食店はもちろん一般企業もその流れです。

一方、そのような健康上の問題だけではなく、何か作業を行う際の「生産性」「効率性」という意味でも、喫煙の習慣は見直されてきています。特に会社の経営的な面で言うと、社員が喫煙をしに行く度に休憩する事で、生産性・効率性が落ち、会社の売上が伸びません。このため最近では、国や地方が推し進める前に、会社自ら社員へ禁煙を課すような企業も増えています。また前述のようにタバコの匂いは染み付きます。例えば自動車を使って商売をする企業では、衣服や体はもちろん、車内や椅子などにタバコの臭いがつく事を避けるため、運転者に禁煙を義務付けるという事もあるようです。販売業・接客業ではむしろそういう人を入社させません。

この他、テレビ、映画、漫画なんかでは「タバコを吸う」という表現を自粛する流れもあります。これは見た人が安易にタバコを吸う事を真似させないようにするためです。まぁこれに関しては「時代」を表現する時に必要になる事があるので、そういう表現まで自粛するのはちょっとどうなのかな?と個人的には思いますが、もう世界的にそういう流れになっているので仕方ない事なんでしょうね。

ちなみに以前は「タバコを吸う=格好良い」というように見られていた事があったり、歩きタバコどころか路上喫煙が全く規制されていない時代があったり、何ならバスやタクシーの運転手、あるいは電車の中で乗客が普通に喫煙できていた時代もあったんですよ。今では到底考えられませんよね。それが、これは海外の話ですが、例え自家用車であっても喫煙が規制されるような地域もあるそうです。そこまでタバコに対する規制が進んでいるのです。一軒家での規制はさすがにないと思いますが、その内、アパートかなんかでも、そういった規制が作られるかもしれません。


タバコ・・・本当に必要なもの?

日本で販売されているタバコには税金がかけられています。最近ではタバコやお酒などのいわゆる「嗜好品」に対して税金を上乗せする傾向が強く、少子高齢化により国の税収低下が見込まれるこの先、おそらくその値段は更に上がっていくと思われます。その間、頑なにタバコを買い続けていれば、自分が気づかぬ内に相当な出費になっているはずで、それだけのお金をわざわざ払って吸ったとしても、前述のように人間の体にとって役に立たない成分しか含まれていない訳です。果たしてそこまで身を削って吸う意味はあるのでしょうか・・・。

喫煙者がよく言うのが「タバコを吸う事でストレス解消になる」という事です。しかし実際には「ストレスを解消するためにタバコを吸っている」のではなく、「吸わない事によるストレスを解消するために吸っている」だけです。これは前述したニコチンの持つ神経系への強い作用によるものであり、その作用は喫煙者が想像する以上に大きなものです。またこれも前述しましたが、タバコは人間の細胞にとってストレスとなるものです。その蓄積はタバコを吸わない事によるストレスよりも大きいのです。

そのような体にとって不要なものを摂取するぐらいなら、その分のお金を自分の趣味のコレクションのために使ったり、好きな食べ物を食べるために使ったり、あるいは将来の事を考えて栄養補助のためにサプリメントを買ったり、健康に関する本を買って読んだり、自分の愛する家族のために使ったり・・・などした方が心が満たされると思います。お金や時間は有限であり、人生は一度だけです。他人の趣味・趣向にとやかく言うつもりはありませんが、その使い方については今一度考えるべきだと思います。当ブログは「身長を伸ばす」というテーマですからね、子どもは親の背中を見て育つ訳で、お金や時間は効率良く使うべきではないでしょうか。


尚、少し話がずれますが、タバコのような「人体にとって有害だと明らかなもの」が、未だに日本の社会に根強く残っているのは、その会社や業界などにお金を回している人、及びそのために時間を使っている人がたくさんいるからです。タバコのおかげで成り立っている部分があるとしても、前述のような事を考えれば、常識的に考え、それは良い回り方とは言えないはずです。

逆に「人体にとって良いもの」にお金や時間を使う人が増えれば、それに関わる会社が世の中に多く残り、必要な場所へ、適切にお金や時間が回るようになります。それによって経済が回れば、それは「良い循環」となり、我々一般庶民にも実感ができるような形で回ってくると思います。不景気だなんだと我々は国に対して文句を言いますが、できる事をせずに文句だけを言うのは少し違う気がします。適切な場所へ、適切にお金が流れ、それが我々の手元にも届くためには、文句を言う前に、我々が今できる事を一つ一つ積み重ねていく事が重要です。

これはややスケールの大きな話になりますが、世の中をより良くしていこう、経済を良くしていこう、自分たちの生活を豊かにしていこうとした時、現状を変える事ができるのは「情報をもたらす媒体の信用性に関わらず、その情報が正しいかどうかを判断する人間」だけだと私は思います。何故なら、テレビ、新聞、ネットなど、メディアからもたらされる情報は必ずしも正しいとは限らず、最終的な判断を行うのは我々個人だからです。それができる人間が世の中を変える力を持ちます。ネットが発達し、あらゆる情報が身近になった現代だからこそ、そのように「情報に対して能動的に動ける人」が増えていく事が重要です。そのような世の中になっていく事を切に願います。


お酒に含まれるアルコールとその効果について

アルコールを処理する際の過程について簡単に

摂取したアルコールは肝臓で代謝されます。アルコールが代謝される際の流れを簡単に説明すると、まず摂取したアルコールは代謝される事で「アセトアルデヒド」という物質になります。このアセトアルデヒドは発癌性があるとされる物質であり、その蓄積は人体にとって良くありません。そのためアルコールはできるだけ速やかに処理する必要があり、優先的に代謝されると言われています。

その後、アセトアルデヒドは代謝される事で「酢酸」になります。酢酸は脂肪酸の一種で、「お酢」の主成分としてよく知られています。この酢酸は短鎖脂肪酸というエネルギーになりやすい脂肪酸の一種であり、速やかにエネルギー回路に入る事ができます。実際に入るエネルギー回路は「TCA酸回路(クエン酸回路)」であり、ここに入る前にアセチルCoAへと変換されます。ちなみに酢酸は腸内でも作る事ができます。

そうしてTCA回路に入ったアセチルCoAは、代謝される過程で「クエン酸」に変換されます。クエン酸は柑橘系の果物に含まれる有機酸の一種として知られていますが、このクエン酸が代謝される事で「ATP(アデノシン三リン酸)」を作り出す事ができます。ATPは細胞を動かすために必要なエネルギーであり、実は糖や脂肪から得られるエネルギーと同じものです。そしてTCA回路を回す事でATPを得た後、最終的に排出されるのが「炭酸ガスと水」です。炭酸ガスや水は、例えば息、汗、尿、大便などとして排出されます。


お酒は太る?太らない?

「アルコールは全てが分解されてしまうので、体の中に残る事はない(それによりカロリーがない)」などと言われる事もありますが、それは正しくありません。前述のようにクエン酸回路が回ればそこからエネルギーが得られ、そのエネルギーは細胞を活動させるための原動力になります。しかし全ての細胞がエネルギーを欲している訳ではないので、余剰分が出れば当然脂肪の合成に回されてしまいます。

またアルコールが代謝される過程で通るクエン酸回路は、そもそも糖や脂肪からエネルギーを得る時に必ず通る場所です。もしアルコールを処理している時に、大量の糖や脂肪を摂取した場合、それが順番待ちという形になり、余剰となったものがやはり脂肪の合成へと回されるという事も考えられます。

一方、アルコール飲料は、飲みやすくするために、糖あるいは脂肪が含まれている事が多いです。またアルコール飲料と一緒に食べる食べ物は、大抵味付けが濃かったり、糖・蛋白質・脂肪が豊富で、カロリーの高いものばかりです。更にアルコール自体には食欲を増進させる作用もあるので、それによって全体的な食事量が増える事になります。それを毎日習慣のように行っていれば当然肥満の原因になるでしょう。それでは例え運動を行っていても、プラスマイナスゼロになってしまう可能性があります。


適度なお酒は健康に良い?悪い?

アルコールは口・食道・胃・腸など、特に「粘膜」に大きなストレスを与えると言われています。これは摂取したアルコールの一部が粘膜を通じて直接吸収されるからです。そうして吸収された際、代謝される過程でできたアセトアルデヒドが炎症を引き起こし、これが「ガン」の原因になると考えられています。もちろんそこまで行かなくても、粘膜は免疫においても重要な役割を果たしているので、一時的に免疫力が低下して風邪を引きやすくなったり、胃液によって胃の壁を傷つけたり、あるいは例えばタバコなどアルコール以外の成分に対する耐性が低下し、合わさる事でそれぞれのデメリットが増長されるという事も考えられます。

またアルコールには強い殺菌効果があります。そのため少量であれば、例えば手洗いなどで消毒効果をもたらす便利なものですが、大量に摂取した場合、胃腸の菌のバランスを崩してしまうという事が考えられます。特に腸内細菌は食物繊維を分解するために重要である他、ビタミンB群やビタミンKを合成する事もできるため、その働きは非常に重要なものです。例え少量であっても、蓄積すれば健康に悪いのは明らかです。

更にアルコールは神経系にも強い作用をもたらすと言われています。特にアルコールを処理する能力が弱い人や、成長期の子どもの脳ではその影響を受けやすく、特に「脳が萎縮して小さくなる(溶かすのではなく、働きが抑制され衰える。特にグルタミン酸が影響を受けるとされる)」という事が言われています。もちろんそこまで行かなくても、気づかぬ内に記憶力、判断力、集中力、理性の低下(感情を抑える事が難しくなる)が起こる可能性もあります。それによってはニコチンほどではありませんが、少なからず依存性をもたらします。

またアルコールは成長期における臓器の成長や、性機能の発達を妨げると言われています。だからこそ、未成年では飲む事が法律で禁止されているのですが、それはアルコールの処理能力が弱い大人でも同じであり、一度に大量のアルコールを摂取した場合、いわゆる「急性アルコール中毒」になる事があります。特に「アルコールの処理能力は生まれつき」のものであり、いくら飲んでも鍛える事はできません。急性アルコール中毒は命に関わるような深刻なものであり、アルコールはそういう危険と常に隣り合わせという認識を持っておくべきです。自己管理をしましょう。

その他、アルコールの分解では最終的に水ができるのですが、水分の排出を促すため、飲酒後に尿の量が増えます。これがアルコールを摂取した際に水を飲むべき理由なのですが、血中の水分量が多くなると、今度は血液が薄くなり、細胞への栄養供給が上手くできなくなる事があります。これにより血液を増やそうとするので心臓への負担が増えます。また血圧が上がるので、心臓に限らず血管に大きな負担がかかります。それは動脈硬化の原因にも繋がる事があります。

尚、飲酒の習慣がある人ほど「適度なアルコールの摂取は健康に良い」と言います。しかし飲酒の習慣がある人ほど前述した作用による「蓄積」がある上、飲酒の習慣が長い人ほど「そもそも適度な量の摂取ではない」事が多いです。特に日本人を含むアジア人は全体としてアルコールやアセトアルデヒドを分解する能力が弱いと言われています。つまりむしろ日本人はアルコールに強い人の方が珍しく、「自分はお酒に強い」などと根拠のない自信を持つのは大変危険な事です。繰り返しになりますが、「アルコールの処理能力は生まれつき」であり、どれだけ飲んでも鍛える事はできません。飲む量が増えたのは単に鈍感になっているだけです。特に日本の社会では「周りに合わせて飲む」という事が日常茶飯事であり、蓄積によるリスクは我々が想像する以上に大きなものです。

ちなみにアルコールそれ自体や、アルコールの原料となる食品に対してアレルギーを持っている人もいます。そのような場合、物理的に飲む事ができない場合もあります。またこれは珍しい例ですが、アルコールやアセトアルデヒドを分解する酵素を全く持っていないという人も稀にいるようです。自分の身は自分で守るしかありません。


お酒で痛風になる?

あまり知られていませんが、尿酸には強い抗酸化作用があります。このため体内ではビタミンCなどと同じく抗酸化物質としての機能を持ち、活性酸素に対して拮抗し、蛋白質や脂肪の酸化を抑える役割があると言われています。一方、活性酸素の量が増えると、それを処理するために尿酸の合成も活発になり、これによって血中の尿酸の量が異常に増えてしまう事があります。これが痛風になる原因一つと言われています。尚、活性酸素はストレスによって発生します。つまりストレスが原因で痛風になる事もあるという事です。

また尿酸は「プリン体」がその元になっていますが、プリン体自体は細胞核の中にある「核酸」に含まれている一般的な物質です。すなわちプリン体は単純に「細胞が多いもの」に多く含まれているため、アルコール飲料に含まれるプリン体の量が、他の食品と比べて「特別多い」という訳ではありません。「痛風」と聞くと飲酒のイメージが強いですが、実は植物性の食品を食べていても痛風になる事はあり得ます。

これらを踏まえると、例えアルコール飲料を摂取しても、それがすぐに痛風の原因になる訳ではありません。逆にそれ以外の原因で痛風になる可能性もあり、痛風の原因をお酒と決めつけてしまうと、それを見逃してしまいます。特に抗酸化物質を摂取する事、ストレスを避ける事、暴飲暴食など自分の必要量を上回るような極端な食べ方をしない事、肝臓や腎臓を労る事、栄養不足、運動不足等には十分に注意しましょう。


お酒が当たり前ではない人もいる

日本の社会はお酒と密接な関係があります。例えば上司や先輩などの命令で無理やり飲まされたり、その場の雰囲気やノリで飲まされたり、あるいは自ら空気を読んで大量に飲む・・・などという光景が、日本では当たり前のように見られます。しかし一度でもそのお酒を断ると、それだけで人間関係が悪化するというような話もよく聞き、それが若い人の間での「お酒離れ」の原因の一つにもなっているようです。

そもそもお酒を断ったぐらいで「コミュ障」「ノリが悪い」「仲間外れ」「上司の酒が飲めないのか」「出世しない」「減給だ」なんて、よく考えなくても理不尽な事ですよね。お酒は「嗜好品(しこうひん)」であって、飲む飲まないは個人の自由であり、社会や周囲から強要されるべきものではありません。昔は許されたのかもしれませんが、今の若い人たちが反発するのも当然です。特にお酒はその存在が日本人にとってあまりに当たり前なため、お酒を飲まなかったり、あるいは飲めない人を「異常」とし、そのような人を下に見るという事が平気で起こります。お酒を飲まなくても、社会で不利な立場にならずに済むよう、世の中が変わって行く事を切に願います。

尚、これはお酒に限った事ではありません。日本人はその存在が多くの人に支持されているものであるほど、「それを支持しない人は異常」とする考え方を強く持っています。これは集団主義によるものです。しかしこれは私が信条としている事ですが、例え多くの人にとって当たり前とされる事でも、それが全ての人にとって当たり前であるとは限りません。「当たり前とされる事」をただ何も考えずに受け入れ、それを続けるだけでは現状は何も変わりません。「世の中で多くの人が当たり前としている事、あるいは自分の中で当たり前としている事から、外れるような考えを許す事」こそが、自分や自分の周囲、そして社会全体をより良くしていくと私は思います。

 

参考記事一覧

<お知らせ>
当ブログが電子書籍になりました!
ご興味のある方は「電子書籍について」からどうぞ!!

↓当ブログを応援して下さる方は1日1回で構わないのでクリックをお願い致します↓
FC2ブログランキング人気ブログランキングブログ王にほんブログ村BSブログランキングPVランキング