納豆を食べると身長が伸びる?含まれている栄養素について考える

大豆はタンパク質、ビタミンB群、ビタミンK、更にはマグネシウムやカリウムなどの各種ミネラルが、いずれも豊富に含まれています。全体の栄養価が高く、身長を伸ばすためのサポートになる可能性があります。ここではそんな大豆製品について私なりに考えた事を書いてみます。ご興味のある方は下記「続きを読む」よりどうぞ。

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★当記事の目次

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栄養価の高い大豆製品について

効率良く身長を伸ばすためには、まず骨の芯となる「コラーゲン」を作らなければなりません。またコラーゲンは蛋白質の一種であり、様々な種類のアミノ酸から作られています。そのため蛋白質を単に量を摂取するのではなく、その蛋白質を構成している各種アミノ酸の種類も重要になる訳です。

特に各種アミノ酸の中でも、蛋白質を作るために必要不可欠なアミノ酸が「必須アミノ酸(全9種類)」です。何故「必須」と呼ばれているのかというと、これは蛋白質を作るためにいずれも必須で、9種類の内、どれか一つでも欠けると、蛋白質を効率良く作る事ができなくなるからです。また必須アミノ酸の一部は糖から作る事もできますが、体内だけでは必要量を賄う事ができない上、9種類それぞれの必要量が異なり、そのバランスが重要と言われています。すなわち必須アミノ酸は単に量を摂取するのではなく、過不足なく、バランス良く摂取する事が重要になります。参考記事→必須アミノ酸をバランス良く摂る

そこで大豆です。大豆は植物性の食品の中でもトップクラスに蛋白質を豊富に含み、しかも必須アミノ酸もバランス良く含まれています。 肉や魚、卵など動物性の食品と比べれば負けてしまいますが、必須脂肪酸、ビタミン、ミネラルなど、全体の栄養価も非常に高く、蛋白質以外にも様々なメリットがあります。身長を伸ばす上では必須とも言えるほど重要な食品と言えるでしょう。



大豆製品に含まれる大豆イソフラボンについて

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大豆製品に含まれている栄養素の中で有名なのが「大豆イソフラボン」です。大豆イソフラボンは体内で女性ホルモンのような働きをすると言われており、ホルモンバランスを整え、女性ホルモンの分泌を促す・・・とされています。

一般的に、男性では男性ホルモン、女性では女性ホルモンが分泌されるという認識があります。もちろんそれは正しいのですが、実は男性でも女性ホルモンは分泌されており、男性における女性ホルモンは男性ホルモンに対して抑制的に働き、ホルモンバランスを安定化させる役割があります。特に男性は思春期が近づくと、男性ホルモンの分泌量が次第に増えていきますが、過度なストレスや睡眠不足などが重なると、その分泌が不安定になり、思春期を早くに迎えたり、急激に迎えてしまう事があります。それは身長の伸びを悪くする事を意味しており、それを大豆イソフラボンを摂る事によって改善する事ができるかもしれません。

ただし男性が大量に大豆イソフラボンを摂るといわゆる「女性化」といって、女性のように体に脂肪がつきやすくなったり、体毛(髪の毛以外)が薄くなったり、声が高くなったりする事があります。特に市販のサプリメントの中には大豆イソフラボンが大量に含まれているものがあり、起こる事は稀ですが、十分な注意が必要です。思春期を遅らせたいからと言って、大豆イソフラボンのサプリメントを大量に摂取するような事はすべきではありません。尚、普通に食事として大豆製品を食べる分には、大豆イソフラボンを摂り過ぎる事はないので、過度に心配する必要はありません。前述したように栄養価的にメリットが大きいので、意識的に大豆製品を食べるようにしましょう。


一方、女性の場合、女性ホルモンに骨端線を閉じる働きがあるので、思春期を迎えると身長の伸びが急に悪くなります。よって思春期を迎えていない年齢で、大量に大豆イソフラボンを摂る事はオススメできません。特に大豆イソフラボンは「美容に効果がある」と言われていますが、摂り過ぎると逆効果になる事があるので注意しましょう。

もし女性で大豆イソフラボンを摂取したいのであれば、性ホルモンの分泌バランスが安定化する思春期以降が良いでしょう。特に思春期は女性が将来子どもを生むための準備を行う期間であり、それを行うためには女性ホルモンが必要です。しかし女性の場合、思春期中やそれ以降から無理な食事制限をしがちであり、女性ホルモンの材料が減り、分泌が悪くなりやすいです。その期間中やそれ以降に女性ホルモンが減少するという事はデメリットしかありませんので、大豆を食べ、それを補うと良いでしょう。摂取量を注意すればサプリメントの利用も良いかもしれません。



大豆はビタミンB群やビタミンKを補う事ができる

大豆にはカルシウムの吸収を促進させる「ビタミンK(参考記事→ビタミンKについて)」が豊富に含まれており、その含有量は全ての食品の中でもトップクラスと言われています。積極的に食べて損はありません。その他、ビタミンKには血液を固める役割もあります。例えば膝を擦り剥いて血が出たり、どこかに足をぶつけて内出血を起こした時、非常に重要な役割を果たします。

そんなビタミンKですが、腸内細菌が食物繊維を分解する際にも作られ、体の中から一部を補う事ができます。ただしそれが作られる場所は栄養素を吸収する場所からは遠いため、効率はあまり良くないと言われています。また別の言い方をすると、ビタミンKの体内での供給は、腸内環境によって大きく左右されるという事です。つまり人によっては気づかぬ内に不足している事があり、その意味でも意識的に摂取すべきでしょう。

尚、大豆には食物繊維も豊富に含まれており、食物繊維それ自体がビタミンKの供給源になります。前述したように供給効率は良くありませんが、腸内環境の改善には役立ちます。また大豆には糖・蛋白質・脂肪の代謝を補助するビタミンB群が豊富に含まれる上、食物繊維が分解される際、体の名からビタミンB群を作る事もできます。これが作られる場所はビタミンKとは違って栄養素を吸収する場所と近いので、大豆は非常に良いビタミンB群の供給源になるのです。身長を伸ばすと聞くとカルシウムやカルシウムの吸収を促す栄養素に注意が行きがちですが、ビタミンB群も非常に重要です。

ちなみに食物繊維は摂り過ぎても良くなく、逆に腸内環境を悪化させる事があります。食物繊維は便通を良くする事から「健康に良い」とされ、意識的に摂取している人も多いと思うのですが、食物繊維だけで腸内環境を整えようとせず、生活習慣全体で考える事が重要です。参考記事→身長と便通



大豆はミネラルを補う事もできる

大豆にはマグネシウム、カリウム、亜鉛、鉄、銅など、様々な種類のミネラルも豊富に含まれています。特にこの中で重要なのは何と言ってもマグネシウムです。マグネシウムはカルシウムなどと共に骨に多く含まれているミネラルで、骨を効率良く作るためには必須となる栄養素です。その他、マグネシウムは糖・蛋白質・脂肪の代謝を補助したり、神経伝達を補助する役割もあります。その意味でも意識的に摂取し、不足しないように注意する事が重要です。



大豆イソフラボンとカプサイシン

大豆イソフラボンは辛味成分であるカプサイシンを合わせる事で、知覚神経を刺激し、成長ホルモンの分泌を促す事ができるという説があります。つまり一味唐辛子などのような唐辛子を使った調味料をかけて食べるか、キムチのような唐辛子を使った料理と一緒に食べると良いと思われます。これについてはこちらの記事→「成長ホルモンについて」でも説明していますので、ご興味のある方はご覧下さい。

ただし朝からあまりに辛い食べ物を食べるというのは、健康上あまり良くないかもしれません。納豆に唐辛子をかけると言ってもほどほどに。



オススメの大豆製品について考える

大豆を使った食品には様々なものがありますが、その中で最もオススメなのが「納豆」です。ただし納豆は毎朝食べているという人は多いのですが、1パックだけでは足りません。毎朝2〜3パック食べましょう。尚、毎食時に納豆を食べると、強力な納豆菌によって腸内環境が悪化する事が稀にあるようです。栄養価が高いと言っても毎朝に食べるだけで十分です。

また「キナコ」もオススメです。キナコは水分量が少なく、手軽に量を食べる事ができます。何かにかけたり、飲み物に混ぜるなどして食べましょう。ただし餅などについているものには、砂糖が使われている事が多いので、それについては注意しましょう。その他、キナコを混ぜた飲み物もあるのですが、それを飲むなら普通にプロテインの方が良いです。

ちなみに一般的な豆腐も一応大豆製品なのですが、栄養価は残念ながら高くありません。もし豆腐を食べるなら、豆腐の中でも栄養価の高い「高野豆腐」がオススメです。ただしそのまま食べるとお腹を壊すので、水で戻した後、加熱する必要があります。また大豆製品の中には「豆乳」もありますが、これは水分量が多く、栄養価は豆腐以上に低いので、そのまま飲むのはオススメしません。もし飲むなら豆乳にプロテインを溶かして飲むと良いでしょう。



大豆に関連するオススメの商品について

もし栄養の不足が心配される方は以下のような商品で補う事をオススメします。ただしアレルギーには十分注意して下さい。

豊年 大豆レシチン(顆粒250g缶)
豊年 大豆レシチン(顆粒250g缶)
「レシチン」は大豆製品から抽出された栄養素です。α-GPCを含むとされています。摂取は1日10g程度。飲み物に混ぜるなどすると良いでしょう。
黒ごまきな粉アーモンド220g

ミネラル豊富なゴマ、きな粉、アーモンドの粉末です。
大豆プロテイン 1kg 無添加
大豆プロテイン 1kg 無添加
大豆製品由来のタンパク質を補う事のできるプロテインです。大豆製品が苦手な人では必須アミノ酸の補給に最適です。ただしアレルギーやビタミン・ミネラルの不足には注意が必要です。
日清シスコ ごろっとグラノーラ充実大豆 500g
日清シスコ ごろっとグラノーラ充実大豆 500g
大豆、キナコ、豆乳など様々な大豆製品が使われたシリアルです。含まれる糖分と牛乳と一緒に食べる時の脂肪は若干気になりますが、間食での栄養補給にはオススメです。
1/8四角カット高野豆腐 500g

カットされた高野豆腐(凍り豆腐)です。水で戻した後加熱調理しましょう。
おかめ納豆 ひきわり納豆

納豆は蛋白質や各種ビタミン・ミネラルを豊富に含んでいます。特にひきわり納豆はカルシウムの吸収を促すビタミンKが豊富です。


参考記事一覧

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