肉と卵を食べて身長を伸ばそう

身長を伸ばすためには大量のタンパク質(アミノ酸)が必要です。動物性の食品である肉や卵はタンパク質の材料となる必須アミノ酸がバランス良く含まれており、体を大きくするための栄養補給に適しています。ここではそんな「肉」と「卵」について私なりに考えた事を書いてみます。ご興味のある方は下記「続きを読む」よりどうぞ。

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動物性の食品を食べてタンパク質(必須アミノ酸)を摂ろう

タンパク質を作るためにはその基礎となる必須アミノ酸が必要です。必須アミノ酸はタンパク質を作るための最も基本的なアミノ酸であり、体内だけでは一から作る事はできません。ですので常に食事から補い続けなければならない栄養素の一つです。動物性の食品にはそんな必須アミノ酸がバランス良く含まれており、体を大きくするために最も適しています。特に当ブログでは何度も言っていますが、骨はその芯の部分がコラーゲンというタンパク質の一種で作られています。ですので身長を伸ばすために最も優先的に摂るべき栄養は実はタンパク質であり、それを構成している必須アミノ酸のバランスが良い食品を摂る事が重要になります。参考記事→必須アミノ酸をバランス良く摂る

タンパク質を多く含む食品としては肉類、魚類、卵、乳製品、大豆製品、ナッツ類、穀類などが挙げられますが、動物性の食品の方が必須アミノ酸のバランスが良いので、身長を伸ばすためには肉類、魚類、卵、乳製品の方を定期的に食べる必要があります。ただし動物性の食品は塩分や脂肪分が多く含まれる食品も多く、カロリーも高い傾向があります。もちろん身長を伸ばすためにはカロリー不足は避けなければならないので、実際はそこまで過敏になる必要はありませんが、動物性の食品だけでタンパク質を摂ろうとするのではなく、大豆製品などでその一部を置き換える事が大切です。調理法によっても例えば唐揚げやハンバーグなどは子どもの好物になりますが、調理に油を使用するため食べ過ぎには注意すべきでしょう。

もちろん例えタンパク質を含む食品をたくさん食べていてもそれだけでは身長は伸びません。何故ならその食品に含まれる栄養素しか摂る事ができないからです。身長を伸ばすためにはビタミンやミネラルも必要であり、タンパク質を多く含む食品に固執するのではなくバランス良く食べるよう心がけましょう。またお肉という分類一つとしても豚肉、鶏肉、牛肉、馬肉などの種類がありますし、その部位(肩肉、胸肉、モモ肉等)によっても含まれる栄養は異なります。肉類の中ではカロリーが低く脂肪分が少ないとして知られている鶏のササミがありますが、それだけを食べるのではなく、色んな種類の色んな部位の肉を食べるようにしましょう。


安価な値段の「成型肉」に注意すべし

ランクが付くような数万円もする高価なお肉はその綺麗な見た目はもちろんの事、口に入れた際の歯応えも非常に柔らかく、口の中で溶けるように味が広がります。特にヒレ肉は脂肪が少なく非常に高蛋白なのでオススメです。一方、我々がよく口にするような一般の店頭で売られている安価な肉にはそれがありません。しかし実は人工的に脂肪や食品添加物を注入して品質を高める技術があり、その方法を用いれば見た目、歯応え、味等を容易に向上させる事ができます。これを「成型肉」と言います。

もちろんこれは客を騙す目的で行っている訳ではありません。品質の良い肉はその部分だけを切り取って商品にしており、残った部分に必ず品質の悪い部分が出てきます。品質の悪い部分はそのままでは商品価値が低く、前述の見た目や歯応え、味なども良くありません。しかしそのままでは無駄になってしまうので、美味しく食べられる形にするために加工する事で値段を下げて販売しているのです。ただし成型肉には前述のように脂肪や食品添加物が使われています。子どもの成長の事を考えればそればかりを大量に食べるのは避けた方が無難です。

見分け方としては成型肉には単純に「成型肉」と書かれている他、店頭に売られている商品に関しては見た目でも見分ける事ができます。例えば天然の加工されていない肉は繊維が一定の方向に並んでおり、切ってもボロボロほどけません。しかし成型肉では繊維の方向がバラバラになっており、実際に切るとバラバラになってしまう事があります。また唐揚げ、豚カツ、サイコロステーキ、挽肉など既に加工された状態の商品や、外食をする際の肉料理では、実際に噛んだり切って断面を見る事で分かる場合があります。ただし技術の発達によって断面を見たり食べたりしても分からない事があります。特に飲食店では安価な成型肉を更に加工して「高級ハンバーグ」などとして提供している場合もあったりなかったりするようです。さすがにミンチ状にして中までじっくり焼いてしまったら誰も分かりません・・・安価で大量に提供できる理由には必ず裏があるのです。


「卵は1日1個」という古い固定概念は捨てるべし

卵.jpg動物性の食品としては卵(鶏や鶉など)もタンパク質を豊富に含んでおり、必須アミノ酸をバランス良く摂る事ができます。

尚、卵にはコレステロールが含まれていますが、コレステロールは男性ホルモンや女性ホルモンなど重要なホルモンの材料として使われる非常に重要な栄養素です。他、コレステロールは血管(細胞膜)の強度を高めたり、消化液の一つである胆汁の材料としても使われており、人間にとって必要不可欠なものです。コレステロールだからと過度に避ける事は逆に健康を害してしまう可能性があります。

一般的にコレステロールは脳卒中や動脈硬化、心筋梗塞の原因になるとされており、それがコレステロール=悪、コレステロール=太るというイメージの元となっています。ですのでできるだけ避けようとするのは分からなくもないのですが、実は最近の研究で「コレステロール値・心筋梗塞のリスクには卵を食べる回数は関係がない」という調査結果が出ています。食品に含まれるコレステロールが、直接動脈硬化などに結びついているのではなく、運動や睡眠など食事以外の要素(遺伝子による影響も含む)の方が強く影響している訳です。これは単純に「たくさん食べたらそれを身にするために運動を行い、運動を行ったら脳や体を休めるために寝る」だけでしょう。そのような規則正しい生活を続けている人では、例え毎日卵を2個3個食べていても何の問題もないのです。

ちなみにスポーツ選手ではよく「鶏の生卵の黄身だけ」を食べる人がいますね。人によっては卵黄だけをそのまま飲む人もいます。しかし実際には卵は生のままよりも調理をして黄身と白身に火を通した方が、よりタンパク質の吸収率が高まると言われています。ゆで卵でもスクランブルエッグでも目玉焼きでも良いので調理してから食べる事をオススメします。ただし調理や食べる際にに油、塩、醤油、ソース等を使う場合にはその量に注意しましょう。


タンパク質を補う事のできるプロテインやサプリメントなど

もし動物性の食品が苦手だという方は以下のようなプロテインやサプリメントをオススメします。プロテインは必須アミノ酸のバランスが良く、一般的な動物性の食品とは違って脂肪分も塩分も含まれていないため、栄養の補助として最適でスポーツ選手がよく利用しています。筋肉を大きくするためには必要不可欠なものですが、身長を伸ばすためのサポートとしても有用です。ただしプロテインは蛋白質しか摂取できないので、ビタミンやミネラルなどは別途補給が必要です。

バルクスポーツ アイソプロ

これはホエイプロテインです。特に「WPI(Whey Protein Isolate)」という精製法で作られており、蛋白質以外の不純物が殆ど含まれていません。そのため乳糖によりお腹が緩くなる人も飲む事ができ、特に「余計なものを摂りたくない」人にオススメです。飲むタイミングは基本的に運動直後がベスト、それ以外は普段の食事時に飲むのが良いでしょう。尚、そのように蛋白質以外の栄養素を摂取する事はできないので、他のサプリメントで補給する必要があります。
ネオセル コラーゲンパウダー
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摂取量の目安はありませんが、1回数gを小分けにして摂取すると良いでしょう。尚、摂取の際にはコラーゲンパウダーをパイナップルジュースなどに入れて溶かし、少し時間を置いてから飲む事をオススメします。パイナップルやパパイヤには蛋白質分解酵素が含まれており、これによってコラーゲンの分子がバラけ、グリシンやプロリンなどコラーゲンに多く含まれるアミノ酸の吸収率を高める事ができます。
いなば とりささみフレーク 70g×24個
いなば とりささみフレーク 70g×24個
鶏のササミは肉類の中でも低脂肪かつ高タンパクであり、タンパク質を摂るのに最適な食品の一つです。尚、ササミは通常の肉屋で普通に買えるので塩分の多い缶詰である必要はありません。また脂肪分が少ないのがポイントなので、油をあまり使わないよう調理法には工夫が必要です。
訳あり卵40個 (殻色にムラ、突起、ざらつき)

鶏の卵です。尚、蛋白質は加熱した方が効率良く吸収されます。

★様々な「肉類」に含まれる栄養まとめ

最後に、肉類や卵に含まれるそれぞれの栄養(タンパク質・脂肪を除く)をまとめてみましたので参考までに。見てみるとやはりレバーの栄養価が非常に高い事がよく分かります。尚、部位別についてはさすがに多いので省略しています。

●牛肉:ビタミンB群が多く、特にビタミンB12と亜鉛が豊富。牛ヒレ肉は最も低脂肪・高蛋白だが高価。ホルモン系ではセンマイやコブクロが低脂肪。尚、牛スジ・テール・アキレス腱はコラーゲンが豊富。
●豚肉:ビタミンB群が多く、特にビタミンB1が豊富。また豚ヒレ肉は最も低脂肪・高蛋白だが高価。ホルモン系ではコブクロが低脂肪。尚、豚足・スジ肉はコラーゲンが豊富。
●鶏肉・キジ肉・七面鳥肉・ホロホロ鳥肉など:ビタミンやミネラルの栄養価はそれほど高くはないが、皮以外は基本的に低脂肪・高蛋白。特に胸肉・鶏ささみ・砂肝が低脂肪。尚、皮は高脂肪、手羽先は脂肪とコラーゲンが豊富。
●馬肉・猪肉・ヤギ肉:ビタミンB群、鉄分、亜鉛等。いずれも高蛋白・低脂肪とされる。
●合鴨肉:ビタミンB群、銅等
●ラム肉・イノブタ肉:ビタミンB群、亜鉛等
●ウズラ肉・鳩肉:ビタミンB群、鉄分等
●鴨肉:ビタミンB群、鉄分、銅等
●シカ肉:ビタミンB群、鉄分、亜鉛、銅等
●クジラ肉:ビタミンB群、鉄分等。特にクジラ肉は高蛋白かつ低脂肪。食べる機会があれば試してみると良いかもしれない。
●鶏の卵:ビオチン(ビタミンB群の一つ)。尚、ビオチン及び蛋白質の吸収は加熱した方が効率が良い。
●ウズラの卵:ビタミンB12等
●牛レバー:ビタミンB群(葉酸ビオチン含む)、ビタミンA、亜鉛、鉄、銅等。高蛋白かつ栄養価が高いのでオススメ。
●豚レバー:ビタミンB群(葉酸ビオチン含む)、ビタミンA、亜鉛、鉄、銅等。高蛋白かつ栄養価が高いのでオススメ。
●鶏レバー:ビタミンB群(葉酸ビオチン含む)、ビタミンA、亜鉛、鉄、銅等。高蛋白かつ栄養価が高いのでオススメ。


参考記事一覧

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