海藻類で身長が伸びる?ヨウ素などミネラルを補給しよう

海藻類には様々なミネラルが含まれていて栄養補給に適しています。特に海藻類はヨウ素の摂取源として重要です。ここではそんな海藻類について私なりに考えた事を書いてみます。ご興味のある方は下記「続きを読む」よりどうぞ。

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ミネラルの摂取は身長を伸ばす以前に大前提

ミネラルは五大栄養素の一つであり、人間が生きていく上で必要不可欠な栄養素です。当然、体の中から自然に湧いてくるものではないので、毎日の食事で摂取し続けなければなりません。

そんなミネラルの中ではカルシウムが最も有名ですが、カルシウム以外ではカリウム、マグネシウム、リン、ナトリウム、亜鉛、鉄、銅、ヨウ素、クロム、セレン、マンガン、モリブデンがあります。「バランスの良い食事」とよく言われますが、それは何故かと言うと、これらのミネラル全てが人体にとって必須であり、心身の健康を維持する上で必要不可欠なものだからです。つまり「ミネラルをバランス良く摂取する」という事は、身長を伸ばす伸ばさない以前に、日々の食習慣では大前提となる事です。それを疎かにして何か特定の食べ物を食べたり、あるいは特定の栄養素を集中的に摂取しても、効率良く身になってはくれません。

ちなみにそれぞれのミネラルの役割を簡単に説明すると、ナトリウムは水分代謝・神経伝達、マグネシウムは骨の形成・代謝補助・神経伝達、リンはエネルギー運搬・骨の形成、カリウムは水分代謝・ナトリウム排出・神経伝達、カルシウムは骨の形成・神経伝達、クロムはインスリンの分泌に関与、マンガンは骨の形成・代謝補助、鉄と銅はヘモグロビンの材料・代謝補助、セレンは抗酸化物質の材料・精子の材料、モリブデンは尿酸の合成に関わる酵素の材料、ヨウ素は甲状腺ホルモンの材料・・・となっています。



海藻類に含まれる栄養素とデメリットについて考える

海藻

そんなミネラルを補給するために適しているのが「海藻類」です。海藻類は全体としてカルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウム、ヨウ素といったミネラルがいずれも豊富に含まれており、不足しがちなミネラルの補給に最適です。特にこの中で重要なのはマグネシウムとヨウ素です。

この内、マグネシウムは骨の強度を高めたり、糖・蛋白質・脂肪の代謝を補助する役割があります。またヨウ素は甲状腺ホルモンの材料になります。身長を伸ばすために「成長ホルモンが必要」という事は周知の事実ですが、甲状腺ホルモンには新陳代謝の過程をスムーズにする役割があり、その材料となるヨウ素が不足する事では新陳代謝が滞り、成長に悪影響、また基礎代謝も低下すると言われています。日本は島国ですので、不足する心配はないはずですが、成長期では必要量が増え、食習慣によっては不足する事があります。

一方、カリウムは水分代謝に関与し、水分とナトリウムを排出し、細胞内外の水分量を調節、また血圧を調節する役割があります。そのため「健康に良い」というイメージを持っている人も多いのですが、実は海藻類はそれ自体の塩分が多く、海藻類だけでミネラルを補給しようとすると、塩分過多のリスクが出てきます。もしカリウムを補給したいのであれば他の食品で補った方が良いでしょう。

ちなみにカリウムは大豆製品、緑黄色野菜、果物、カボチャ、タケノコ、クリ、芋類、ナッツ類など、特に植物性の食品に多く含まれています。海藻類を食べる場合、それらを一緒に食べるとバランスが良くなるでしょう。この他、海藻類はエネルギーとなる糖・蛋白質・脂肪が殆ど含まれていません。胃の容量には限りがあるため、その点もデメリットになる事があります。穀類、芋類、果物、肉、魚、卵、乳、大豆、ナッツなども一緒に食べるようにしましょう。



海藻類によって異なる点を考える

nori

海藻類に含まれているミネラルに関しては、そのように全体としてカルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウム、ヨウ素をいずれも豊富に含んでいます。また食物繊維も全体として豊富に含み、逆に蛋白質や脂肪は殆ど含まれていません。そのためカロリーは非常に低くなっています。

一方、ビタミンに関しては海藻類の種類によって異なります。全体としてはカルシウムの吸収を促すビタミンKが豊富なのですが、例えばコンブは糖の代謝を補助するビタミンB1が豊富、ヒジキは抗酸化作用のあるβ-カロテンが豊富、ワカメは蛋白質の代謝を補助する葉酸(ビタミンB群の一種)が豊富、アオサはβ-カロテンや葉酸、更にはエネルギー代謝を補助するナイアシンなどが豊富です。


尚、以下では海藻類に含まれる栄養素の違いについて簡単に箇条書きにしています。参考までに。ナトリウムは省略しています。
・ワカメ:ビタミンK、ナイアシン、葉酸、カリウム、カルシウム、マグネシウム、ヨウ素が豊富。
・メカブ:ビタミンK、マグネシウム、ヨウ素が豊富。
・コンブ:ビタミンK、カリウム、カルシウム、マグネシウム、ヨウ素が豊富。
・アオサ:蛋白質、β-カロテン、ナイアシン、葉酸、ビタミンB12、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、ヨウ素が豊富。
・ヒジキ:β-カロテン、ビタミンK、ビタミンB2、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、ヨウ素が豊富。
・モズク:ビタミンKが豊富。

特に海藻類の中ではヒジキとアオサの栄養価が高く、個人的にオススメです。次点でコンブ、ワカメ、アオノリです。それ以外だとテングサ(寒天の材料になる)やモズクもありますが、ヒジキやアオサと比べると栄養価は低いないようです。



海藻類で謳われている一部の健康効果について

海藻類には「フコキサンチン」と呼ばれる栄養素が含まれています。このフコキサンチンは「β-カロテン」と同じカロテノイドの一種です。ビタミンAとしての効力を持つβ-カロテンとは違い、人体では必須栄養素ではありませんが、一般的にカロテノイド類には強い抗酸化作用があり、活性酸素の異常な増殖を防ぎ、細胞を酸化ストレスから保護してくれたり、脂肪の酸化を抑えてくれる働きがあると言われています。

また現時点では研究段階ではありますが、フコキサンチンが高濃度で存在する場合、脂肪の燃焼を補助する作用や、正常な細胞の合成を補助する作用をもたらすなどと言われています。最近ではメディアでも紹介される事があります。ただし食品やサプリメントでは全く濃度が足りないため、海藻類を食べる事で、そのような効果を狙うのはとても現実的ではありません。あくまでミネラルの摂取源として利用すべきでしょう。

この他、海藻類には「フコイダン」と呼ばれる食物繊維(分類上は多糖類)が含まれており、これにも様々な健康効果があるとして研究が進められています。一説によればやはり異常な細胞の合成を抑えるなどの作用があると言われる事があります。ただし食物繊維は一般的に高分子であり、消化酵素では殆ど分解されません。腸内細菌によっては緩やかに分解されますが、フコイダンがそのままの形で吸収される事はないため、フコイダンとして期待されている健康効果は、現状ではほぼないと言って良いでしょう。また現時点では低分子化する技術も開発されておらず、サプリメントとしても価値のあるものではありません。やはり海藻類はあくまでミネラル補給の「一つの手段」として利用すべきです。



ミネラルの補給にオススメの商品について

尚、ミネラルの不足が心配される場合には以下のような食品をオススメします。

熊本県産アオサノリ50g(25g×2)

栄養価の高いアオサの海苔です。ご飯のお供になります。ただし前述のように塩分には注意しましょう。あくまで栄養補給として。
有明海産芽ひじき 130g

栄養価の高いヒジキです。サラダに混ぜると良いでしょう。ただし塩分には注意しましょう。
日清アマニ油 145g
日清アマニ油 145g
これはω-3脂肪酸を補う事ができる油です。サラダにかけて食べましょう。尚、この商品は真空になっているため問題ないですが、ω-3脂肪酸は熱や光に弱く変性しやすいと言われています。保存の方法に注意し、何ヶ月も経ったものは例え残っていても使わないようにしましょう。
かぼちゃの種 ひまわりの種 松の実 ミックス 120g
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ミネラルを補う事ができるナッツ類のミックスです。ミネラルの補給に適しており、サラダに混ぜると更に良いでしょう。
大塚製薬 ネイチャーメイド カルシウム・マグネシウム・亜鉛

これはカルシウム、マグネシウム、亜鉛をまとめて摂取する事ができるサプリメントです。毎食時に1粒ずつ摂取すれば良く、過剰摂取のリスクも抑えられています。
小林製薬 ヘム鉄 葉酸 ビタミンB12

これは鉄、銅、ビタミンC、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸をまとめて補う事ができるサプリメントです。尚、このサプリメントも1日3粒目安のため、過剰摂取の心配をする事なく、毎食時に摂取して補う事ができます。


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