思春期を遅らせ身長を伸ばす?メラトニンと睡眠の重要性

思春期中に伸びる身長も、思春期が終わればほとんど伸びなくなります。つまり思春期を終えるまでの期間が「身長を伸ばす事ができる期間」と言う事ができ、この期間にどれだけ身長を伸ばす事ができるかが最終的な身長に大きく関わってきます。このため思春期を遅らせる事ができれば、遅らせた分だけ「身長を伸ばす事ができる期間」を延長する事ができ、最終的な身長の結果も良くなる可能性があります。ここではそれについて私なりに考えた事を書いてみます。ご興味のある方は下記「続きを読む」よりどうぞ。

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思春期中の身長の伸びには個人差が出にくい

思春期中に伸ばす事のできる身長には「個人差が出にくい」と言われています。これは何故かというと、思春期を迎える前までの乱れた生活習慣が、思春期中もそのまま続いてしまう事が多いからです。また思春期中はストレスに敏感になるため、その間に大きなストレスを受けたり、あるいはストレスによって時間の使い方が変化するなど、思春期以前よりも生活習慣全体が悪化する事が多いです。それも大きく関係しています。

例外として思春期中にいきなり20cm以上伸びる人もいます。しかしそれは急激な容姿の変化によって、その人が周囲から目立ってしまうだけであり、実際には稀な事です。どれだけ神頼みをしても、思春期前までの時間は帰ってきません。

思春期中に身長を伸ばすための努力をする事も、もちろん大切な事です。しかし「思春期」という短期間での努力は、「やらないよりはマシ」程度の結果にしかなりません。身長を伸ばすために最も重要な事は「思春期を迎える前までの期間」です。そのためには親、親戚、あるいは先生など、身近にいる大人の協力が不可欠です。できるだけ小さい頃から、子どもの発育を促すような環境を整えてあげましょう。



思春期を遅らせるために重要な睡眠習慣

20歳を過ぎても身長が伸びる人もいます。しかしそれも極めて稀な事で、大抵の場合、思春期を終えれば身長の伸びはピタッと止まります。つまりこれも「思春期を迎える前までに、どれだけ身長を伸ばす事ができるか?」が重要だという事の裏付けだと思います。一方、そのように「思春期を終えたら身長が伸びなくなる」という事は、これは別の言い方をすると「思春期を迎える時期を遅らせる」事で、「身長の伸びが止まるまでの期間を延長する事ができる」という事ではないでしょうか。実は身長を伸ばすためにはこれが大きな鍵になります。

では、どのような事をすれば「思春期を遅らせる」事ができるのでしょうか。というより、そもそも思春期を遅らせる事なんて物理的に可能なんでしょうか。結論から言ってしまえば実は可能で、単純に「規則正しい生活を続ける事」だけです。これは当たり前の事なのですが、それに勝るものは存在しません。それだけ重要なものです。

具体的に言うと、「平日休日問わず毎日同じ時間に寝る」「平日休日問わず毎日同じ時間に起きる」「明るくなったら起きる」「暗くなったら寝る」「睡眠環境を整え、睡眠の質を高める」「寝る直前に脳を刺激しない」「十分な睡眠時間を確保する」「一つの食品や栄養素に固執する事なく、バランス良く栄養を摂る」「昼間の間は太陽光を浴びる」「昼間は心身を動かし、活動的になる」「多種多様な運動を行って全身に新しい刺激を与える」など(それぞれの細かい要素については過去の記事をご覧下さい)が挙げられます。

何故これらの事が必要なのかというと、後述のようにセロトニンやメラトニンというホルモンの分泌を促す事ができるからです。思春期を迎える前までにこれらを積み重ねる事ができれば、その2つのホルモンが分泌されるため、思春期は自然と遅らせる事ができます。



メラトニンを分泌させる事で思春期を遅らせる

そのような規則正しい生活習慣、特に「規則正しい睡眠習慣」を続けていくと、思春期を緩やかに迎え、かつ緩やかに終える事ができます。何故なら、規則正しい睡眠習慣に必要な「メラトニン」というホルモンに、「性ホルモンの分泌を制御する」という別の役割があるからです。

簡単に説明すると、このメラトニンというホルモンは別名「睡眠導入ホルモン」とも呼ばれており、元々は睡眠習慣に規則的なリズムをもたらす役割があります。特に夕方〜夜間に分泌され、心身に睡眠の準備を促し、睡眠の質を高める作用があると言われています。一方、そのようにメラトニンには別の役割もあり、それこそが「性ホルモンの分泌を制御し、性成熟を抑制、早熟を防ぐ」事です。

つまりこのメラトニンというホルモンが分泌されていれば、思春期を迎えるような年齢になっても、急激な性ホルモンの分泌を抑え、またコントロールする事ができます。つまりそれだけで思春期を緩やかに迎える事ができます。だからこそ規則正しい睡眠習慣が重要な訳です。もっとも、メラトニンの分泌には昼間に分泌されるセロトニンが関係しているなど、実際には生活習慣全体が関係しています。そのため睡眠だけを改善してもメラトニンの分泌は良くなりません。参考記事→メラトニンについて

尚、思春期前後に起こる性ホルモンの分泌は、大人の体になるために必要不可欠なものです。ですので既に思春期を迎えている場合、いくらメラトニンをたくさん分泌させたとしても、性ホルモンの分泌を完全に抑える事はできません(むしろ思春期を完全に抑えてしまうと、性機能の発達が正常に行われなくなる可能性がある)。何度も言うようにメラトニンの分泌には「思春期以前からの積み重ね」が重要です。



生まれる前から勝負は始まっている

そのようにメラトニンは思春期以前の積み重ねが重要です。という事は「生まれた瞬間」からメラトニンの積み重ね、すなわち身長を伸ばすための勝負は始まっているという事です。よって「幼少期にどれだけ身長を伸ばす事ができるか」、親の責任は重大です。

更に言えば、生まれた瞬間の身長をより良いものにするため、生まれる前の妊娠中、あるいは妊娠前(これは男性も)から、どのような生活習慣ができるか?という事も、実は子どもの身長に大きく関係してきます。将来の事を考え、子どもの身長を高くしようと思うのなら、生まれる前から、両親の「子どもを育てるための準備」が必要です。その積み重ねは、ある程度大きくなった子どもに何かを教える際、親としての「説得力」にもなります。

もしこれから自分が親となり、子どもを育てるつもりがあるのであれば、子どもの身長を伸ばすためにどのような事をすべきか、何が用意できるのか、あらかじめ考えておきましょう。例えば椅子の高さ、枕の高さ、ベッドの大きさ、靴の大きさ、近くの公園、家の中で遊ぶ玩具、窓の位置、長期的な運動や食事の計画、近くの買い物屋、それぞれの「科」の病院、通う学校や習い事、経済力、家の大きさ、家の場所、両親の働く場所などなど、言い出せばキリがありませんが、子どもが小さい内から、あるいは生まれる前からでも、できる事はたくさんあります。子どもの将来、選択の幅を広げるためにも、親としてできる限りの事をしてあげましょう。



メラトニンを摂取する事ができるサプリメント?

メラトニンに関してはそれを摂取する事ができるサプリメントがあります。ただし日本国内では販売されておらず、利用するためには海外から取り寄せる必要があります。ご興味のある方はそれを利用してみるのも一つの手です(例えば「オオサカ堂」や「iherb」などにあるようです。ただし個人目的であっても、量によっては制限を受けます。あくまで自己責任です)。

メラトニンの作用としては前述のように睡眠の質を高める作用、性ホルモンの分泌をコントロールする作用等があると思われます。元々メラトニンは人体に存在するホルモンなので、おそらくサプリメントから摂取した場合も、そのような作用が得られると思われます。ただし現時点で思春期あるいは思春期以降の場合、メラトニンの持つ「性成熟を抑制する作用」が原因で、逆に心身の健康を害してしまうという事も考えられます。もし利用する場合、メラトニンの特徴をよく理解した上で、摂取する時期、摂取を始めるタイミング、摂取を終えるタイミング、1回の摂取量、摂取する時間帯、摂取する頻度などには十分な配慮をするべきです。基本的にメラトニンは自然に分泌させる事こそ重要であり、サプリメントとして不要なものです。これに頼るべきではありません。


オオサカ堂商品リンク

Source Naturals メラトニン 3mg・5mg

これはメラトニンを摂取する事ができるサプリメントです。摂取するタイミングは夕食後〜寝る前に。摂取量としては1日1粒程度を目安とし、寝起き時の眠気、睡眠時の深さ、昼間の眠気などを見て、摂取量や使用頻度を調節しましょう。前述した作用があるとすれば、過剰摂取には十分な注意が必要です。特に思春期前後や妊娠前中後は避けた方が良いでしょう。また繰り返しになりますが、必須栄養素ではないので、本来サプリメントを利用する必要ないものです。ご利用は自己責任でお願いします。



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