レム睡眠とノンレム睡眠を上手く利用して身長を伸ばす

身長を伸ばす事において重要なのはメラトニンを分泌させる事であり、そのために必要不可欠なのが規則正しい睡眠習慣です。どれだけ体に良い栄養を摂っていても、睡眠習慣が疎かになっていては身長は伸びません。ここではそんな睡眠の中でも、特にレム睡眠とノンレム睡眠について私なりに考えた事を書いてみます。ご興味のある方は下記「続きを読む」よりどうぞ。尚、別ブログ「体質を改善したい人のための知識集」にある『「テーマ」体質を変えるための睡眠術』にもまとめているのでそちらも合わせてご覧下さい。

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レム睡眠とノンレム睡眠について

睡眠には「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」という2つの種類があります。簡単に言うとレム睡眠が浅い眠りの事、ノンレム睡眠は深い眠りの事です。レム睡眠の時には脳が起きていて体が寝ている状態になっており、脳では記憶の整理が行われていると言われています。またその時にはいわゆる「夢」を見ると言われています。一方、ノンレム睡眠では体だけでなく脳も寝ていて、唯一この時にだけ脳は「休息を摂る」という事ができます。もっとも、完全に脳が寝てしまうと呼吸が止まってしまうので、実際には完全に寝ている訳ではありません。いずれにせよ脳は起きている限り常に活動しているので、睡眠中にしか休む事ができないという事は言えると思います。

前述した通りレム睡眠は浅い眠り、ノンレム睡眠は深い眠りの事です。ですので例えばノンレム睡眠のような脳が寝ている時に偶然起きてしまうと非常に寝起きが悪くなります。脳が起きるまでに時間がかかるからです。逆にレム睡眠では脳が起きている状態なので、その時に起きる事ができれば朝もスッキリと布団から出る事ができます。睡眠習慣を改善していく上ではまずこれを利用します。


レム睡眠は1時間半毎に繰り返されている

レム睡眠とノンレム睡眠ですが、実は睡眠中において周期的に繰り返しているという事が分かっています。具体的には「1時間半おきにレム睡眠が訪れる」と言われています。これを利用すれば不意にノンレム睡眠の時に起きてしまって目覚めが悪いという事を防ぐ事ができ、いつもスッキリと目覚める事ができます。何故これが重要なのかというと、ノンレム睡眠の時に起きるとそのように脳が始動するまで時間がかかり、例えば「セロトニン(参考記事→セロトニンについて)」のような昼間に分泌されるべきホルモンの分泌が遅くなってしまうからです。ですのでできるだけ「レム睡眠の時に起きる」事が重要です。

例えば午前7時に起きる場合には、その起きる時間から1時間半毎に寝る時間を逆算してみましょう。実際に逆算すると「午前5時半」「午前4時」「午前2時半」「午前1時」「午後11時半」「午後10時」「午後8時半」となります。すなわちこれらの時間にちょうど寝る事ができれば、朝もちょうどレム睡眠の時に起きる事ができるという訳です。しかしこの内「午前5時半、午前4時、午前2時半、午前1時」はそれぞれトータルの睡眠時間が「1時間半」「3時間」「4時間半」「6時間」となっており、成長期の子どもでは不十分です。特に成長ホルモンはノンレム睡眠中に分泌されると言われているので、遅くに寝るとその分だけ成長ホルモンを損する事になります。ですので「午前5時半、午前4時、午前2時半、午前1時」よりは前の時間に寝ておく必要があります。

そして「午後11時半」ですね。これはトータルの睡眠時間は7時間半ですので大人では十分な睡眠時間ですが、成長期の子どもではやや足りないので除きます。特に学生では朝が早い上、退屈な授業を耐えなければならず、昼間に授業で爆睡するとそれだけでもホルモンバランス(昼間に分泌されるべきホルモンが分泌されないため)が崩れてしまいます。よって十分な睡眠時間を確保するためには、更にこれよりも前の時間に寝て、昼間はできるだけ活動的である必要があります。という事で、身長を伸ばすために寝るべき時間は「午後10時」よりも少し前に寝るというのがベストになります。その時間に寝る事ができれば十分な睡眠時間を確保する事ができ、かつ快適な朝を迎える事もできます。また昼間にセロトニンが分泌されると「メラトニン(メラトニンはセロトニンから作られる)」の分泌も良くなり、自然と睡眠自体の質も改善されます。参考記事→メラトニンについて)」


昼間の効率の良い時間の使い方を考える

ただし学生の場合では朝7時前に起きなければならない事もあり、人によっては午後10時に寝ても睡眠時間が十分でない場合があります。これは個人差がある事なので、その場合には「午後8時半」に寝る事を考えるなど各自調節しましょう。もちろんそうして睡眠時間を優先する事では「自分が自由に使う事ができる時間」が減る事になりますが、その分「起きてから寝るまで」という時間の「効率の良い使い方」を考える大きなきっかけになると思います。将来何かがしたいという夢があるなら、何のために今ある貴重な時間を使うべきか、それをよく考えましょう。

尚、真に深い睡眠を摂るためには「昼間の脳の活動」が重要です。これは前述のように昼間に分泌されるセロトニンが、睡眠中に分泌されるメラトニンの材料になるからです。また睡眠を何のために行うかと言ったら、それは脳や体を休めるためです。つまり睡眠は「昼間に蓄積した脳や体の疲労」によってその必要性が増し、自然と睡眠の質を高める事ができる訳です。だからこそ昼間に何をするかが鍵になります。

そこで脳や体を使うために適しているのが「新しい事に挑戦する事」です。例えば普段野球を行っている人がサッカーをしようとしても上手くできないと思います。実はそういった普段しないような事をする事が脳や体にとって良い刺激になります。運動は重要ですが、同じ事の繰り返しではダメです。何より成長ホルモンは細胞が傷ついた時に分泌されるホルモンであり、「運動によって細胞へストレスを与える(大きな損傷ではなく、刺激を与える事で新陳代謝を促す必要がある)」事でその分泌量を増やす事ができます。昼間には運動を行って体や脳に刺激を与えるようにしましょう。


毎日同じ時間に起きて毎日同じ時間に寝る事

休日だからといって夜更かしをしたり昼まで寝ていませんか?いくら平日に十分な睡眠時間を確保できていても、休日だからと不規則な睡眠習慣をすると、それだけでもホルモンバランスは崩れてしまいます。重要なのは平日休日問わず「毎日決まった時間に寝る」「毎日決まった時間に起きる」事です。それを継続する事で生活習慣に規則的なリズムが生まれ、継続すればするほどそのリズムはより深く体に刻み込まれるようになります。深く刻み込まれたリズムはそう簡単には崩れる事はなくなり、結果としてホルモンバランス(特にセロトニンとメラトニン)もより崩れにくくなります。

尚、朝起きる際には顔に太陽光が自然に当たるよう、布団の向きを調節すると良いでしょう。これは昼間の活動に必要なセロトニンが太陽光をスイッチとして分泌が促されるためです。また太陽光を浴びる事では、逆に睡眠に誘導するメラトニンの分泌を抑える事にも繋がります。他にオススメなのが、寝る前にはお風呂に入って体温を上げておく事です。人間は睡眠の準備のために体温を下げる必要があります。つまり熱を放出する必要があり、そのために一旦体温を上げておくと、下がってくる時に眠気を感じます。また寝る時間までに少しずつ部屋を暗くしていく事も良い方法です。メラトニンは明るいと分泌されないからです。そんな細かい事で?と思われるかもしれませんが、そうした注意の積み重ねも身長を伸ばす事に繋がるのです。


参考記事一覧

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