筋トレをし過ぎると身長は伸びなくなる?

筋力トレーニング(以下筋トレ)を行うと、与えられたストレスの大きさに応じて筋肉の修復が促されます。これは一種の防衛反応の一つであり、そうして以前を上回るようにして修復する事で、そのストレスから体を守ろうとしていると言われています。筋トレはそれによって筋肉を大きくし、筋力を増やす事ができるのです。そして実はこの「筋肉の修復・再生」を行う際には成長ホルモンが分泌されています。

成長ホルモンと聞くと身長を伸ばすために必要だというのは周知の事実です。ですので本来、筋トレを行う事によってはむしろ成長ホルモンの分泌が促され、身長の伸びにも良い影響を与えるはずです。しかし世間的には「筋トレをすると身長の伸びが悪くなる」というイメージがあり、ここに矛盾が生じています。この記事では実際はどうなのか?について私なりに考えてみようと思います。ご興味のある方は下記「続きを読む」よりどうぞ。

筋肉4.jpg

確かに筋トレを「し過ぎる」と身長の伸びは悪くなる

男性が思春期を迎えると急激に性ホルモンと成長ホルモンの分泌量が増え、思春期を迎える以前よりも「筋トレを行った際の効果」が出やすくなります。それによって筋トレをただ見様見真似で行っても、筋肉が勝手に修復と再生を繰り返し、筋トレをすればするほど筋肉が大きくなります。人によっては見た目ではっきり見えるほどの大きな変化が出るため、この時期からやたら筋トレをしたがる人が増え始めます。

前述した通り、筋トレを行うと修復・再生させる時に成長ホルモンが分泌されます。ですので筋トレを行う事によって成長ホルモンの分泌が促され、本来は身長の伸びにも良い影響を与えるはずです。しかし筋トレを「し過ぎる」事では逆に身長の伸びは悪くなってしまう可能性があります。何故なら分泌される成長ホルモンの量には限りがあり、それが身長を伸ばすためではなく筋肉を大きくするために使われてしまう可能性があるからです。最も身長の伸びる時期にそれを行って万が一損をしてしまったら悲惨です。

また身長を伸ばすためには大きなエネルギーが必要であり、同時に筋トレを行う事と筋肉を大きくする事にも大きなエネルギーが必要です。つまり運動量に応じた食事量があればそれで良いのですが、筋トレを行うエネルギー・筋肉を大きくするエネルギーを摂取するだけでは身長を伸ばすためのエネルギーが不足してしまう事があり、それによって身長の伸びに悪影響を及ぼす可能性はゼロではないと思います。尚、そもそも筋トレ自体は「骨に対して刺激を与える運動」ではなく「筋肉に対して刺激を与える運動」です。筋トレのような特定の筋肉に対して刺激が集中する運動よりも、ジャンプなどの全身運動の方が骨に対しては良い刺激を与える事ができます。「筋トレは身長を伸ばすためには効果がない」とは言いませんし、むしろ適度な運動は良い効果を与えますが、「身長を伸ばす」という目的で運動をするのであれば筋トレに拘る必要はないでしょう。その場でのジャンプ運動をした方が良いですね。

そのように筋トレをすれば確かに成長ホルモンの分泌量を増やす事はできるでしょうが、その運動量に対してその他の生活習慣が追いついていなければ何の意味もありません。配分には十分注意する必要があるでしょう。


骨端線損傷には十分な注意が必要

野球肘.png筋肉は鍛えれば鍛えるほど太くする事ができ、太く大きくなるほど筋力も増加します。ですのでハードな筋トレによって筋肉が太くなり筋力が増加すると、その強い筋肉に何度も骨が引っ張られ、良からぬ怪我を招く事があります。これは「筋肉自体が骨の成長を妨げる(通常は骨の成長を妨げるほどの筋力はつかないとされているためその点は心配不要)」のではなく、「骨の成熟が完全ではない思春期前後の年齢」において、高負荷のトレーニングや無理やりな間違った方法でのトレーニングを繰り返す事で、「知らない内に骨を壊してしまう事がある」という意味です。

特に重要なのは成長期の骨にしか見られない「骨端線(参考記事→骨端線について)」です。骨端線は成長期ではどの骨にもある軟骨組織で、通常の骨よりも柔らかく弾力性に富んでいます。身長を伸ばすためにはその弾力性を利用して骨端線に刺激を与え、骨端線付近にある骨を作る細胞の働きを活性化させる必要がある訳ですが、筋トレのような「特定の部位に大きな負荷が集中するような運動」を繰り返すと、柔らかい骨端線付近の骨が壊れ、骨が正常に伸びなくなってしまう事があります。

重要なのは「一つの運動に固執しない事」「特定の部位に負担がかかるような運動を続けない事」「必要以上の大きな衝撃を与えない事」です。身長を伸ばすためには様々な種類の運動を適度なペースで行う事が大切なのです。


思春期頃から興味が出る「性」について

前述のように思春期前後からは性ホルモンの変化から筋トレをしたがる人が増え始めます。それと同時に「体の変化」に対する興味を持つ人も増え、異性(人によっては同性)に対する性的な興味も強くなってくると思います。特に男性の場合、それに伴って「自慰行為」を行う方法を覚え、それに固執してしまう人が出てきます。実はこれも身長の伸びに大きな影響を与えます。自慰行為を行うと性ホルモンの分泌が促され、思春期を早くに迎え、早くに終えてしまう可能性があります。身長は思春期を終えれば全くといって伸びなくなる上、思春期中における身長の伸びにはそこまで個人差がないとも言われています。よって早々に自慰行為を行う事で「身長を伸ばす事のできる期間」は確実に短くなり、最終的な身長の結果は最悪なものになります。少なくとも身長の伸びが止まるまではそれを避けるべきです。欲望に負けてはいけません。

一方、女性に関しても自慰行為を行う事で女性ホルモンの分泌が促され、思春期を早くに迎える事になります。特に女性ホルモンには「骨端線を閉鎖する」という役割があるため、男性よりも顕著に身長の伸びへ悪影響を及ぼします。絶対に避けるべきでしょう。ただし女性は男性ほど行う習慣がないので、実際にはそれによる心配はあまりありません。一方、女性の場合はそれ以外に懸念すべき事があります。それが「小さい頃から継続して行うダイエット(参考記事→ダイエットと女性ホルモン男性ホルモンと女性ホルモン)」です。前述のように身長を伸ばすには大きなエネルギーが必要です。食事制限は正反対の事をしていると今すぐ気づくべきでしょう。

とにかく「身長を伸ばす事のできる期間」というのは非常に貴重なものです。成長期・思春期の「今」しか身長は伸ばす事はできません。本気で身長を伸ばしたいのであればあらゆる労力を身長を伸ばす事に費やしましょう。



参考記事一覧

<お知らせ>
当ブログが電子書籍になりました!
ご興味のある方は「電子書籍について」からどうぞ!!

↓当ブログを応援して下さる方は1日1回で構わないのでクリックをお願い致します↓
インフォブログFC2ブログランキング人気ブログランキングブログ王ブログランキングならblogramにほんブログ村