骨に対して新鮮な刺激を与えて身長を伸ばす

身長を伸ばすためには骨に対して適度な刺激を与える必要があります。しかしただ単に毎日同じ種類の運動を行っていれば良いという訳ではありません。その刺激は骨にとって「新しい種類の刺激」でなければならないのです。ここではその理由と「どのようにすれば骨に新しい刺激を与える事ができるのか」について、私なりに考えた事を書いてみます。興味のある方は下記「続きを読む」よりどうぞ。

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人間の持つ環境への適応力

人間の体には環境に合わせる「適応力」というものがあります。例えば筋力トレーニングで使うダンベルも、ずっと使っているとその内そのダンベルの重さでは疲れなくなっていきます。段々と今使っているダンベルよりも重いダンベルを使えるようになり、鍛えれば鍛えるほどより重いダンベルを使えるようになりますよね。これは筋トレによって筋肉の繊維が傷つき、それが修復される際に筋トレをする以前を上回るようにして治るからなのですが、何故わざわざそのような事をするのかというと、その筋トレで与えられる負荷に対して体を適応させ、自分の身を守ろうとしているからです。


骨へ与える刺激は強ければ良いという訳ではない

その「環境に対する適応力」は筋肉だけでなく骨に関しても同じ事が言えます。例えば運動によって骨に刺激が与えられると、骨自体を固くしたりあるいは太くしたりして、少なくともその運動による刺激以上の刺激に耐えられるようにします。そうして自分の体を守ろうとする訳です。つまり同じ種類の運動を続けていると、いずれはその運動に対して骨が慣れてしまうのです。よっていくら身長の伸びに良いとされる運動を行っていても、同じ運動をずっと続けるだけでは段々と効果が薄れしまいます。

例えば「ジャンプ運動」は骨に対して最も大きな刺激を与える事のできる運動の一つです。ジャンプ運動では着地時に自分の体重以上の衝撃が骨に加わる事になるので、骨に刺激を与えるという点においては非常に効果的な運動と言えます。しかし運動を始めたばかりの子どもがいきなりジャンプ運動から始めた場合、骨がその強い刺激に対して急激に適応しようとするので、最初は効果的だったジャンプ運動も早々に慣れてしまうでしょう。そうなればジャンプ運動以上の運動を行って骨に刺激を与えなければならなくなりますが、そのような負荷の大きい運動では骨に刺激を与える以前に関節が壊れてしまいます。参考記事→適度な運動を行って身長を伸ばそう


骨だけでなく脳へも新しい刺激を与えるべし

これはどの運動に関しても言える事なのですが、最初は難しいと感じるような複雑な運動も、練習を重ねるにつれて「その運動を行うための体の効率の良い動かし方」を覚えていきます。これは前述した「体が慣れる」のではなく「脳がその動作を覚える事で上達する」という事です。それによって「その運動を行うために最も効率の良い体の動かし方」になっていき、次第に怪我もしにくくなります。もちろんそれは良い事なのですが、「怪我をしにくくなる」という事は「その運動による体への衝撃を上手く分散させる事ができる」という事です。すなわち「身長を伸ばす」という点においては骨への刺激が減る事を意味します。それを回避するためには普段行っていないような運動を行う事が重要です。骨を飽きさせないようにしましょう。

膝を擦りむく.pngまた骨はもちろんですが、「脳」も運動に対して飽きさせないようにしましょう。例えば普段野球しか行っていない人が急にサッカーを行おうとすれば当然上手くいきませんよね。同じ陸上での運動なのに転んで膝を擦り剥いたりもすると思います。しかし上手くいかない事で「上手くいくにはどうしたら良いか?」をよく考えながら体を動かす事ができるため、普段は使っていない脳の部分を活性化させる事ができます。慣れていない運動を行って脳に新しい刺激を与える事で脳が活性化すればそれが昼間の活動力の源になり、様々なホルモンの分泌バランスを整える事にも繋がります。それによって身長の伸びにも良い影響を与えるでしょう。

更に、そのように慣れていない新しい運動を行うと、体が疲れるのはもちろんですが、実は脳も疲労します。脳が疲労した場合、脳は自然と睡眠を欲して休もうとします。何故なら脳は起きている限り常に活動していて「脳を休める方法が睡眠しかない」からです。すなわち脳が睡眠を欲する事で「睡眠の必要性」が大きくなり、自然と睡眠の質(深さ)が良くなります。例えば遠足に行って疲れた日の夜に爆睡してしまうのと同じです。当然それは睡眠習慣の改善にも繋がり、これも様々なホルモンの分泌バランスを整え、身長の伸びに良い影響を与えるでしょう。


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